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音楽ホール、ギターショップ完成 [竣工物件]

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mus2.jpg【10月28日】
ギターショップ、音楽ホールのリノベーションも終了し、無事引渡しが終わりました。
引渡しが済んだ夕方からお客さん自ら作った和食コースをもてなしていただき、そしてその後、音楽ホールでギターの演奏会&歌いたい人は独唱(生演奏付き)の楽しい一日でした。
音響は思った以上に良く、ギターの音色がより綺麗に聞こえます。遮音、吸音、オリジナルの防音ドアetc
いろいろ苦労はありましたが、ひとつ一つ良い勉強になりました。何よりこれらの経験が今後の設計に活かせるのではと思います。
本当に楽しかった夜でした。





mus3.jpgギターショップ側はこれから厳選されたギターが所狭しと並ぶことでしょう。
そしてこのショップが少しずつ、こだわりのあるお客さんが集まって来ることを願っております。

















mus4.jpgギターケースの家具工事もかなり神経を使い、何回か作り直していただいたりと、今になっては良い思いでになりました。











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手前のドアはギターショップ入り口、奥の蔵が音楽ホールです。
外壁や、ドア、照明器具や窓の格子も改修しております。
今後、ショップがオープンになりましたら正式にお知らせしたいと考えています。

※クラシックギターに興味がある方は是非連絡ください!ご紹介します。
 (ギター教室も実施予定)
 mail:arc@earth-work.jp TEL 026-263-1548 福島まで

アースワーク一級建築士事務所

薪ストーブと料理 [料理]

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冬の楽しみが増えました。
ある薪ストーブ屋さんでストーブ祭りをしていたので行ってみた。
そこで実演していたのが、このダッジオーブンを使った料理で、旨そうなのです。
ダッジオーブンといえばLodge製と思っていたのですが、これは表面がホーローで出来た錆びにくいモノ。
フランス製の staub (ストウブ)という製品です。金額もLodgeと比べ2倍以上と高いのですが、この色と光沢が気に入りこちらを購入。
これを使った薪ストーブでの料理は私が担当ということで購入に至ったのですが、
今から楽しみです。

レイモンドを訪ねて軽井沢へ [建築]

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【10月23日】
JIA(日本建築家協会)主催の建築見学会に参加してきました。団体行動が苦手な私としては珍しい参加なのですが、アントニン・レーモンドという建築家が設計した別荘などを特別見られるということで積極的に参加させて頂きました。
この製図台は、レーモンド事務所が夏の仕事場である軽井沢スタジオで使っていた台です。
大学を卒業してから10年以上はこんな製図台で図面を描いていた影響なのか、腰痛持ちになっていますが、これぞ設計!というオーラが漂っていました。そして懐かしい。
見学した建物は「もみの木の家(旧足立邸)」と「軽井沢のスタジオ」設計は共にチェコ生まれのアントニン・レイモンド設計です。場所は軽井沢周辺。
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今回注目したのが、特徴ある暖炉用煙突です。
ar3.jpg今後の参考にしようと
カメラでパチリ















ar5.jpgそして最も勉強になったのが、小屋の架構でした。
天井付近を軽快に見せるため、丸太径が末口3.5寸の細丸太を使った小屋組。
方杖を使い、各部材を細く実現させたこの天井に感銘を受けました。

まるで大木から伸びている幹・枝の下に居るような空間です。





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障子から光が入る様は、日本の文化。チェコ生まれの建築家の方が日本を理解していることに恥ずかしさも。そしてこんな身近なことも忘れてしまった自分に苦笑い。
皆さんが小屋から出て行った後、この空間をカメラに収め、そしてまた感動。
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見学が予定より長引いてしまったので、途中で引き上げ、本日訪問予定の軽井沢近くに住むお客さんのお宅に出向きました。以前から依頼されていたダイニングテーブルの模型を持って詳細を確認しました。
ダイニングテーブルでもあり、座卓にも使えるテーブルを。
が依頼の条件でした。
設計した住宅が完成してから2年になりますが、今年中にはこのテーブルで食事が出来そうです。

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間もなく完成・と 完成見学会について [リノベーション]

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gi4.jpgギターショップと音楽ホールへと変貌するリノベーションも間もなく完成します。しかし昨日は完了検査のはずでしたが、工事が少し遅れ気味で全て検査することができませんでした。
そんなんで久しぶりに朝から不機嫌な私は現場代理人に激怒。
「どうなってるんだ!」
決して憎くて言っているのでは無いのですが、図面を最後まで読んでいない態度に檄を飛ばしただけ。そんなことを解ってくれると良いのですが。
でもこの気持ちも、お昼にお客さんの手作りパスタを戴いた頃にはすっかり和やかに。その後、別件の設計打ち合わせのため、高速道路を少し飛ばし気味で走り、午後の打ち合わせも終了。打合わせ後お客さんからご当地特産の松茸のお店を紹介して頂いたのですが、既に完売状態。残念!

話は変わりますが先日初めて相談に来られたお客さんから
「完成見学会はやらないのですか?」 と言われました。
こんな問い合わせも、良くあります。
そういえば今までお客さんに見学会開催をお願いしたのは1回だけ。
そして正式に見学会を告知したのも1回だけ。
恐らくこの現場も完成見学会はしないと思う。
理由はこれから住むお客さんの立場に立った時に分かることですが、
これも、今までのお客さんとのお付き合いで気づかされたことでもあります。
だからいつも 【竣工写真でご説明】 ということになってしまいます。
申し訳ありません。

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一茶ゆかりの里で [日常の出来事]

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【10月16日】
進行中の音楽ホール現場で足場解体前の仕上げ等の検査を実施し、
いよいよ引渡しが近くなってきました。ここからが大切な業務なので気を引き締めたい。
【10月17日】
高山村にある一茶ゆかりの里です。設計は岡田新一氏
俳人 小林一茶のイメージである「菅笠」をモチーフに提案されたこの建物が好きで、
設計に行き詰まると良くここを訪れます。
ただ単に目立つデザインではなく、設計意図がはっきり解るコンセプトと
プロポーションがすばらしいのは良い勉強になります。
IMGP1145@.jpg頭を空っぽにしようと、今回はひとり、のんびりとオートバイで志賀高原のてっぺんまで走ったら、遠くに北アルプス、そして手前に紅葉が広がる志賀の山々が綺麗に見えていました。
ゆっくり眺めを堪能していると、
いつものように
「このバイクは昔の・・・俺も昔は・・・・」と壮年の方から声を掛けられ暫しの会話を楽しむのです。
そして、最後に頭を仕事モードにするため立ち寄った一茶ゆかりの里。
この建物を見ていると、設計のモチベーションが高まるのです。

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Family完成 其の2 [竣工物件]

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先日引渡しを終えた住宅の薪ストーブの着火式の立会いと、家具が入ったので写真撮影の立会いに行ってきました。最近の薪ストーブは高性能で火持ちもいいし、煙もあまり出ない装置もあるし、我が家の超シンプルな薪ストーブとは違います。我が家の薪ストーブも入れ替えたくなってしまいます。ストーブでピザを焼いたり、焼き芋やダッジオーブンを使い料理にも大活躍するストーブは本当に重宝します。そろそろ家(うち)のストーブにも火を入れたくなってきました。

一通りストーブの使い方をレクチャーした後、家具が入った竣工写真撮影となりました。
やはり家具が入ると見栄えが違います。
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アースワーク一級建築士事務所

平日のゴルフ [日常の出来事]

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golf3.jpg平日休みをいただき、ゴルフに行ってきました。暑くも無く、寒くも無い、とても気持ち良い日なのですが平日のため仕事関係の電話が携帯の履歴に表示されるたび、スコアがメタメタななっていきます。
恐らく10kmほど走ったのではないでしょうか。平日のコースは高齢な婦人が多く、皆さん声は大きいし、よく食べているし、ビールもグビグビ と。
皆さん元気です。
今回は父親の誕生日も近いということで、親父と一緒のゴルフとなったのですが、パワーは無いけど安定しているのにはびっくりです。
そしてパワーある婦人達とも知り合いの様子。人生楽しんでいるようで嬉しい限りです。

今の時期、やはり山の天気は変わりやすいです。
最後のホールは、ほとんど霧で前が見えない状態でした。そのためロストボールが増えたのですが、代わりに幻想的な雰囲気を堪能できたことに感動したりもしました。
それにしても平日のゴルフは精神的に良くないと実感。

現場は一番の学び舎 [建築]

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設計者が一本、そして更に一本と図面上に線を引くだけで
大工さんの作業がどんどん増えていきます。
いつも思うことだけれど、工事費を安くする方法として、図面の詳細を省略すること。
そうすれば施工者は安い材料で、施工し易いように・・・、など考えることも。

しかしそこには設計意図が表現されず、施工者、設計者のお互いのためになりません。
だから時間が許す限りこだわりの部分の図面をたくさん描くように心がけています。
しかし伝統工法はそうとも限らないことも。

昨日の出来事
「あ~ぁ うまくいかねぇ~!俺頭良くねぇから・・・」 と大工さんの愚痴を聞きに現場へ。
「〇〇地区の伝統的な格子を造ったことある?」
「おぉ あるよ!」と 大工さん
「ピッチはどのくらい?・・・それでいこう!」 と私。

いつも現場で教えられることが多々あります。
それは詳細図を描いたことから会話が始まり、図面を修正し、
工事が進み経験として蓄積される。
そして各種詳細の図面のバリエーションも増えていきます。
これらの図面や経験の蓄積は私の宝でもあるのです。

アースワーク一級建築士事務所

紅葉を探しに日光へ [バイク]

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【10月11日】
オートバイで日光に紅葉を探しに行ってきました。
今回はハーレー、ドゥカティ (バイクのメーカー名です)、
そして相棒と私の4人で出かけてきました。
いつもユックリズムの私たちと違い、ドゥカティとハーレーは運転が上手く、
ついて行くだけでやっと という感じでした。
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そんな行動が相棒を刺激したのか、とても嬉しそう。
日光では湯葉が有名らしく、お昼は湯葉づくしに、またまた相棒は満足げ。
そして
「あっ!日光金谷ホテルが・・・・遠のいていく・・・」 と 残念そう。
それにしても、黄葉が綺麗な日光に大満足。
そして少しは運転も上手くなったような気がします。
久しぶりに建築物見学が一切無いツーリングとなりました。

earth work

マンション派・戸建派 [日常の出来事]

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我が家の白樺もようやく黄色く色付き始めてきました。
昨年にいろんな方々から頂いた薪ストーブ用の切り株を、この機会にチェーンソーで輪切りにし、
日頃使っていない・・というより、全身使っていない筋肉をフルに動かし、程よい疲労感に、
なぜか心地よさを覚えた本日、このデッキに今年新調したチェアを連れ出し、
しばしのティータイムと洒落込みました。

すると、吹く風、鳥の鳴き声、そして白樺にある鳥の巣から落ちたであろう卵の発見やら・・・
我が家にもこんなに自然があったのか。としみじみ思う。
マンションに住むセキュリティーの安心感より、こんな自然と接することの出来る家が一番! 
と思えた日。
昨日、あるニュースの特集で、建築家 伊東豊雄氏がこんなことを言っていた。
「現代の人は、平面の画一的な空間に住んでおり、自然の厳しさ、野生さ、そして五感に触れる機会が無くなっている。だから内と外の曖昧な空間や曲面を使い、本来人間が持っている本能を呼び起こしたい」 と
この言葉は今日の出来事で判ったような気がする。

そして午後から天気予報通り雨が降ってきたので、心置き無く仕事に集中できたのも嬉しい。


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